2012年06月12日
③美術館巡り「大原美術館」
3日経っても脳内ボヨォ~ン状態が尾を引いています。非日常的なものを観過ぎて高揚しているだけなんですけど収まりませんね。
ソウダ‥今日ハ仕入ガアルンダ‥何ヲシテイル‥仕事ヲシロッ‥と自分を叱咤激励、競り市に朝から出かけておりました。競りに臨む時はいつもある程度に高揚しますが、本日は行く前から高揚していたことになります。
さて本日の獲物はどうだったでしょうか‥明日からのブログでご推察ください
3日目最終日の目的地は倉敷の“大原美術館”です。この美術館は本館、分館、工芸館、東洋館、そして児島虎次郎記念館の五つの建物で構成されます。
館ごとに独自のテーマがありますので、トータルに芸術が楽しめます。特筆すべきは倉敷という日本の一地方都市に、不思議な縁で世界的名画の一大コレクションがあるということです。
さらには民芸の浜田・富本・寛治郎・リーチ・棟方・芹沢など、錚々たる作品にも逢えるのです。
倉敷に行ったら周りにひしめく土産物店には目もくれず、どうぞ真っ先にこの美術館を訪ねてください。
本館前にて撮りました。内部は撮影不可です。

今回は特別に大原美術館の前にある“有隣荘”内部を拝見することができました。
有隣荘は大原家の元別邸で、迎賓館としても使われていた和洋折衷の建物です。
華美に感じるところが一切無い質実剛健な建物は、さりげなく天井板が全て屋久杉であったり、床板は大きく分厚い欅の玉杢であったりします。
掛けられている軸なども棟方の直筆画や虎次郎の画であったりします。掛かるといえば、建築に掛かった費用は本館のナント五倍ということでありました。

窓の外側ならいいだろう‥と、お庭の写真を2階から撮っちゃいました。


門を入ったところにある古~い獅子、趣きあるねぇ~。これは許可をいただいてから撮りました。獅子が好きなんですねぇ‥どうしても撮りたくなっちゃう‥。

宿泊場所は倉敷アイビースクエアです。美術館とは目鼻の距離で便利です。元紡績工場だったスクエア構内には、倉紡の歴史と軌跡を展示した建物棟や各種イベント棟、売店棟などがあって退屈する暇がありません。

スクエア構内の主のような猫です。耳が縮れて、左目が大きく右目が小さいのが特徴です。人間に動じる様子は全くありません。カメラを向けると、さりげなくウインクのサービスがありました。

大原美術館で様々な感動をもらいましたが、最後には藤田嗣治のあの魅力的としか言いようのないホワイト(乳白色)が、頭の中をチラチラよぎって、どうしても消えないままでおりました。
旅の終わりにスクエア横通りにある骨董屋さんを冷やかしました。これで少し自分を取り戻した気がしました。
屋根いっぱいに大小のビクター犬を載せた一見して風変わりなお店ですから、ご存じの方も多いかも‥。
仏画の額で気に入ったものがありましたが、店主は不在だし、値札は付いていないで、留守番の店員相手では埒があきませんでした。
アァ~、旅も終わりだねぇ~、明日からは兎座で、ガンバロ~
ソウダ‥今日ハ仕入ガアルンダ‥何ヲシテイル‥仕事ヲシロッ‥と自分を叱咤激励、競り市に朝から出かけておりました。競りに臨む時はいつもある程度に高揚しますが、本日は行く前から高揚していたことになります。
さて本日の獲物はどうだったでしょうか‥明日からのブログでご推察ください

3日目最終日の目的地は倉敷の“大原美術館”です。この美術館は本館、分館、工芸館、東洋館、そして児島虎次郎記念館の五つの建物で構成されます。
館ごとに独自のテーマがありますので、トータルに芸術が楽しめます。特筆すべきは倉敷という日本の一地方都市に、不思議な縁で世界的名画の一大コレクションがあるということです。
さらには民芸の浜田・富本・寛治郎・リーチ・棟方・芹沢など、錚々たる作品にも逢えるのです。
倉敷に行ったら周りにひしめく土産物店には目もくれず、どうぞ真っ先にこの美術館を訪ねてください。
本館前にて撮りました。内部は撮影不可です。
今回は特別に大原美術館の前にある“有隣荘”内部を拝見することができました。
有隣荘は大原家の元別邸で、迎賓館としても使われていた和洋折衷の建物です。
華美に感じるところが一切無い質実剛健な建物は、さりげなく天井板が全て屋久杉であったり、床板は大きく分厚い欅の玉杢であったりします。
掛けられている軸なども棟方の直筆画や虎次郎の画であったりします。掛かるといえば、建築に掛かった費用は本館のナント五倍ということでありました。
窓の外側ならいいだろう‥と、お庭の写真を2階から撮っちゃいました。
門を入ったところにある古~い獅子、趣きあるねぇ~。これは許可をいただいてから撮りました。獅子が好きなんですねぇ‥どうしても撮りたくなっちゃう‥。
宿泊場所は倉敷アイビースクエアです。美術館とは目鼻の距離で便利です。元紡績工場だったスクエア構内には、倉紡の歴史と軌跡を展示した建物棟や各種イベント棟、売店棟などがあって退屈する暇がありません。
スクエア構内の主のような猫です。耳が縮れて、左目が大きく右目が小さいのが特徴です。人間に動じる様子は全くありません。カメラを向けると、さりげなくウインクのサービスがありました。
大原美術館で様々な感動をもらいましたが、最後には藤田嗣治のあの魅力的としか言いようのないホワイト(乳白色)が、頭の中をチラチラよぎって、どうしても消えないままでおりました。
旅の終わりにスクエア横通りにある骨董屋さんを冷やかしました。これで少し自分を取り戻した気がしました。
屋根いっぱいに大小のビクター犬を載せた一見して風変わりなお店ですから、ご存じの方も多いかも‥。
仏画の額で気に入ったものがありましたが、店主は不在だし、値札は付いていないで、留守番の店員相手では埒があきませんでした。
アァ~、旅も終わりだねぇ~、明日からは兎座で、ガンバロ~

Posted by 兎座 at 18:46│Comments(0)
│物見遊山