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2012年06月11日

②美術館巡り「ベネッセアートサイト直島」

 今日もまだ脳内ボワァ~の状態が続いております。よっぽど観過ぎたんでしょうねぇ。
 その内容をお伝えしたいのに、手持ちのカードがありません。
 撮影禁止網から逃れた数少ないカードのみですが、ご推察くださいうさぎ

 2日目の行き先は瀬戸内海に浮かぶ現代アートの小島“直島”です。
 小豆島の西方にあります。生憎、入梅日ということで小雨の中のフィールドワークになりました。
 雨の少ない地域ですから、雨は雨でも慈雨とのこと、雨は直島に非日常的な空気感を与えてくれたようです。

 高松港からはフェリーで小1時間、直島港に入るとお出迎えは Kusama Yayoi の“赤かぼちゃ”です。
 巨大なかぼちゃの中には、大きなドットから入ることができます。小さなドットの窓もいくつかあります。
②美術館巡り「ベネッセアートサイト直島」

②美術館巡り「ベネッセアートサイト直島」


 島の南側には海に立ち向かうかのような黄色の“南瓜”があります。こちらは赤かぼちゃよりずっと小さく、空洞のないオブジェです。
 カボチャを二つ見ただけで、Kusama Yayoi は尊敬の対象へと変貌します。
 これまでの水玉模様の変なオバサンとの認識が粉々に打ち砕かれるわけです。
②美術館巡り「ベネッセアートサイト直島」

②美術館巡り「ベネッセアートサイト直島」


 島には現代作家の屋外作品が点在しています。全部を見るのはとても困難を伴います。健脚と時間が必要です。
②美術館巡り「ベネッセアートサイト直島」

②美術館巡り「ベネッセアートサイト直島」


 島には多くの屋内施設もあります。その中の“ベネッセハウスミュージアム”と“地中美術館”を拝見することができました。
 両方とも作品に添って設計された三層からなるモダン建築であり、建物自体がアートとなっています。勿論、展示も超前衛的なアートの世界を構築しています。全てが撮影不可です。
②美術館巡り「ベネッセアートサイト直島」


 今回一番感動したのは“地中美術館”でしょうか‥。安藤忠雄設計の建物は地中に埋もれていますから外からは見えません。
 中は自然光を巧みに取り込んでいて、移ろいゆく表情が安藤の切り取った空間ごとに楽しめます。
 特にジェームス・タレルの“オープン・フィールド”という体感型の作品は、一生忘れられないと思います。
 脳内ボオォ~の原因はこれかもしれない‥‥。
②美術館巡り「ベネッセアートサイト直島」


 バック しますけど、高松を出港する前に松平様の大名庭園“栗林公園”を訪ねました。
 中学校の修学旅行以来でしたので懐かしかったです。園内茶店でとてつもなく太い讃岐うどんを食べた記憶が甦りました。
 借景の山(紫雲山)と松が抜群に美しい名園です。なぜかネーミングに入っている栗の木が園内に一本もありません。
②美術館巡り「ベネッセアートサイト直島」

②美術館巡り「ベネッセアートサイト直島」


 夕方、直島港の“赤かぼちゃ”に見送られ岡山県宇野港へ、わずか20分の航海です。
 ちなみに直島は岡山県により近いけれども香川県なのです。
 サヨナラ直島!またいつか逢いましょうね。次回は晴れた日に別の表情を見せてくださいうさぎ


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